Vol.009 |
●ドライヤーでのヘア・セット● ドライヤーでヘアセットなんて難しい…。 そう思っている人は多いようです。 でも、ドライヤーセットの理屈と髪の性質を知ると案外うまくいくものです。 ドライヤーセットに必要なのは… @髪の水分量 A固定(スタイリング形成) B温度差 C時間(クーリング・タイム) まず… 髪に適度な水分が必要です。 霧吹きなどで水分を与えましょう。 ドライヤーセットは髪の内部にある水分を利用した水素結合により形を維持する事なのです。 水素結合には水分が必要です。 手で髪を触ってみてヒンヤリしている程度がよいでしょ。 そして…スタイリングしたい部分を望みの形に固定します。 ブラシでもカーラーでも手でもOKです。 それから… しっかり曲げたい部分を中心にドライヤーの温風を当てましょう。 髪の毛が風で散らないように注意して下さい。 そうしたら… 髪に熱がしっかり吸収されたらドライヤーを外して下さい。 ここで注意することは、髪の熱が冷めるまで固定したままで維持することです。 そうなのです、クーリング・タイムを与えるのです。 コレがポイントなのです! 次に… 髪が冷え切ったらゆっくりと固定していた部分をほどいていきます。 どうですか?うまくセットできましたか? うまくいかないときは、落ち着いてもう一度チャレンジして下さい。 慣れてくると簡単にドライヤーセットできるようになります。 ようするに、ドライヤーセットは… ハンカチにアイロンでプレスすることと同じ理屈なのです。 ハンカチにアイロンで折り目をプレスするとき、高温でプレスしたとしてもアイロンをはずしてすぐに折り目をのばしてしまうと、プレスした折り目はぼんやりと薄れてしまいます。 冷え切るまでそのままの状態で維持すると折り目は強固につきます |
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